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焚吐 オールカテゴライズ

褒めようもないものがたくさんあって 誰も彼もとうに見限ってしまった
この行為はそう孤独な抵抗で いわば自分だけに課された命題だ

褒めようもないものがたくさんあって
無理に褒めようとすれば気が滅入るけど
悪人と決めつけていた青年も しとどながら犬を拾えば善人だ

意固地になって背を向けてきた 断片が今更胸に刺さって
絶望感に苛まれても この手で救いたいたいたい だから

新月だって曇天だって光を当てれば 満月にオールカテゴライズ
満員電車の舌打ちにだって ビートを合わせれば
スタンディングオベーションにオールカテゴライズ

ろくでもない人ほど賞賛を媚びて 適当に合わせて図に乗られたって
相手も同じように自分を 賞賛してくれれば満更でもないね

ひとり残らず照らし合えば 諍いなく生きていけるって
そんな世界を想像したけど だめだめ ありえないないない だけど

失望しきったあいつらだって顕微鏡を通せば
きれいな思い出にオールカテゴライズ
全てを暴くわけじゃなくて 欠片でも優しさを
見つけるためにオールカテゴライズ
全てを拒むわけじゃなくて 欠片でも優しさを
見つける度にオールカテゴライズ